横浜市消防局 様

日本最大規模の
大型映像表示システムで
機動的な消防本部機能を
24時間365日支える

横浜市消防局様の新たな庁舎では、消防本部の機能強化を図るため、消防司令センターと本部会議室、本部運営室が集約されています。東和エンジニアリングは、全国の消防本部の中でも最大規模の大型映像システムをはじめ、消防活動に関わる全ての映像情報を集約させ、迅速な情報共有が行える映像システムを構築しました。

横浜消防局 ロゴ

消防司令センター 高さ約3.4m×幅約11.5m、1.5㎜ピッチの高精細大型LEDディスプレイと、55型ディスプレイ4面には119番通報の受信状況を表示。自由なレイアウトで災害状況や高画質の監視カメラ映像を一斉に確認できる。

消防司令センター 高さ約3.4m×幅約11.5m、1.5㎜ピッチの高精細大型LEDディスプレイと、55型ディスプレイ4面には119番通報の受信状況を表示。自由なレイアウトで災害状況や高画質の監視カメラ映像を一斉に確認できる。

  • 課題

  • 指令機能と本部運営機能の連携を
    強化し、 迅速な対応が行えるように
    したい

100種類以上の映像コンテンツの
柔軟な活用が
消防本部内の密な連携を支える

災害管制の中枢を担う消防司令センターでは車両状況や災害監視カメラ、地図検索画面など100種類以上の映像の中から必要な情報を集約し、さまざまな災害に対して適切な対応が行われています。
また、対応方針を協議する本部会議室や、情報収集・分析を行う本部運営室でも消防司令センターと同様の映像情報を瞬時に確認できます。緊急時には複数の部門が各自での情報収集が行えるほか、消防司令センターから2部屋の映像システムのコントロールも可能で、消防本部全体が一丸となり、状況判断が行える万全な体制を整えています。
さらに、24時間365日市民の安心安全を守るため、システムを冗長化し、何があっても止めないシステムを構築しています。

映像操作は、総合指令台に常設されたタッチパネルの他にタブレットでも行え、離れた場所にいても映像切替が可能

映像操作は、総合指令台に常設されたタッチパネルの他にタブレットでも行え、離れた場所にいても映像切替が可能


本部運営室には2015年に当社が旧消防司令センターに納入した70型15面マルチディスプレイを移設。新たなシステムと連携させて活用。

本部運営室には2015年に当社が旧消防司令センターに納入した70型15面マルチディスプレイを移設。新たなシステムと連携させて活用。

消防本部全体に必要な災害情報を
瞬時に確認・共有
一体感をもった迅速な活動を支援

連携イメージ

主要諸室の映像操作用タッチパネルは統一されており、緊急時でも迷わずオペレーションが可能
執務室と支援・情報担当作戦室は消防局内の共聴で10ch分の映像表示が可能。どこにいても災害情報を確認・共有できる。

複数映像を状況に合わせてマルチ画面表示
止めないシステムで安心・安全を守る

消防司令センターは市内すべての119番通報を受信し、100ヶ所以上の消防署所や消防隊・救急隊に指令を伝達しています。緊急を要する場面で的確な判断・対応ができるよう複数の映像情報を一斉表示できる「マルチウィンドウパス」を採用いただき、迅速な意思決定をサポートしています。

自由なレイアウトでマルチ画面表示を実現するマルチウィンドウパス。冗長化のために2台で運用している。

自由なレイアウトでマルチ画面表示を実現する「マルチウィンドウパス」。冗長化のために2台で運用している。

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分野別ソリューション